灯りまつり
日時 10月18日(土)
夜のまちに、あたたかな光がぽつりぽつりと灯ります。
子どもたちが心をこめて作った灯籠(とうろう)に火が入り、
ひとつ、またひとつと、やさしい灯りが並んでいきます。
その明かりを見つめる子どもたちの目はきらきらと輝き、
見守る家族の顔にも、自然と笑顔が広がります。
古寺や街並みに約25,000個ものぼんぼりが灯され、
まちはやさしい光に包まれます。
ゆらめく灯りがつくり出す光の道は、まるで人と人との心をつないでいるよう。
雨が降り、少しだけの時間でしたが、
夜風の中でゆらめく灯りが、時をそっとやわらかく包み込み、
ゆったりと、そして幻想的な時間の流れを感じる――
そんなあたたかなひとときでした。