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第59回日本PTA全国研究大会ひろしま大会

8月26日(金)・27日(土)


 26日は、9市町の10会場で分科会がありました。

 尾道は2会場に分かれ、「地域連携」をテーマに、映画作家の大林宣彦さんが、「人権教育」をテーマに元高校教師の宮本延春さんが講演され、栗原小からも多くの保護者が参加しました。



 27日は広島グリーンアリーナで全体会が行われ、全国PTA約8300人が集まりました。




 作家の乙武洋匡さんの講演では、3年間の小学校教員生活の経験から「子どもをよりよく伸ばしたい」という目的を同じくするパートナーとして、教員と保護者が信頼関係を築くことが大切と語られました。



また大人の大事な役目は



「その子の一番の良さを見つけること」



「良さを徹底的に褒めて自信をつけてあげること」



そして教員の役目はもう一つ。



「クラスの子にその良さを伝えること」



でとおっしゃっていました。



 誰にだって良いところがある。

また誰にだって出来ないことがある。



パーフェクトな人はいない。



「みんなちがってみんないい」

ということに気付かされました。



 その後「愛と平和」の大切さを、音楽を通じて伝える活動をされている原田真二さんの復興支援ミニコンサートがあり、会場が盛り上がったところで、最後に子どもたちとPTA会員による「believe(ビリーブ)」の全員合唱を通して、被災地の方々へ「共にがんばろう」というメッセージを届けました。





 大会を通して、私たち大人には「命の尊さ、思いやりといたわりの心」を子どもたちに伝え、夢や希望の持てる社会を創造する責任があることを痛感しました。